ベトナム旅行は日本の香り その4
こんにちは、之介です。
いやーやっぱり毎日更新はできませんよねー
だってまず月曜日ってジャンプ発売日だし。読んじゃうし。
はい、ハロン湾後半です。
おっきな岩山の内側をぐるっと回ったら、また船に乗ります。
岩山が連なってる中を進んで、次の停留地へ。
なにやら島っぽいところへ来ました。上陸!!
この島には洞窟(鍾乳洞?)があるそうで、その中を案内してくれました。
洞窟内は写真のように色とりどりのライトで照らされていて、中もとても広いので洞窟!って感じのイメージとは少し離れていましたね。
色合いがアジア感ある・・・
このライトアップ、ただ照らしているのではなく特定の岩を照らしているんです。
洞窟内には、角度によって〜〜に見える岩!みたいなのがいくつもあって、その岩を照らしています。
ドラゴンに見えるとか、虎に見えるとか、寄り添う夫婦に見える、みたいな。
「言われたら確かに!」というのもあれば、「うーん…は、はぁ…」みたいなのもありました(笑)
お約束感ありますね(笑)
洞窟内をひとしきり案内してもらって外に出たら、ハロン湾周遊おしまい。
船に乗って、バスのある港まで戻ります。
港までの道中(船中?)、日が傾き始めていました。
港からバスに乗ってハノイ市内に帰ります。
距離もあって、市内に着く頃にはすっかり夜。
そう、再びナイト・マーケットの時間です!!(バスの中で寝たので元気)
再びホアンキエム湖の周りまで行きます。ホアンキエム湖大好き。
この日は金曜か土曜かの夜だったので、昨日よりはるかに盛り上がっていました。
ああー東南アジアを感じる!!コレ!!!!
出店もいくつも出ていて、肉を焼く良い匂いが…
揚げパンみたいなお菓子を買ってつまみながら通りを歩いて行きます。
とても活気ある。若い人も多いです。
大通りから外れると出店はありませんが、そこはベトナム。
路上にはフォーのお店が普通にあります。
ていうかたくさんあります。路上のお店。そこかしこ。
リクルートスーツのようなスーツを来た若い女性が写真のようなお店でフォーを食べてるのを見ると、
(これ!!!!わからないけどベトナム感ある!!!!!!!)
とか思ってしまいました。
こういうお店が生活に溶け込んでいるんですねー
さて、自分もお腹がへったので晩ごはんへ。
確かブンボーっていう名前だったと思います・・・。
野菜、肉と、中に麺みたいなのもあって、やっぱりどこか中華風なタレの味がして美味しい!
でもちょっと足りなかったかな・・・
ただ翌朝が早かったのでよしとしました。
お次はいよいよベトナム3日目、ベトナムの真ん中あたりにある街、ホイアンに行きます!
ホイアン・・・それは知る人ぞ知るスーパーリラックススポット・・・らしい・・・
切りどころをミスって今回はだいぶ短い感ありますが、まぁそれもよしということで(汗)
さらば!
之介
ベトナム旅行は日本の香り その3
こんにちは、之介です。
写真見返してて気づきました。
1日のボリュームそこそこあってブログ1回分じゃ無理です(汗)
あまり一回の更新を長くしたくない派なので小分けにして書いていきます…
今回はベトナム・ハノイの2日目!
2日目はハノイから日帰りで行けるハロン湾観光ツアーに行ってきました!!!
このハロン湾観光ツアー、ハノイ市内にある「シンツーリスト」というお店で初日に申し込んでました。
(現地のツーリストショップだと安いと聞いたので)
この「シンツーリスト」、同名の偽ツアーショップが複数あるようなので、行かれる方は注意してください。
ネットにその辺の情報はいくつも載ってるので事前の下調べをオススメします。
朝、バスがホテルまで迎えに来てくれて、バスに揺られて日帰りでハロン湾まで行きます。
まずはバスが来る前に朝食!
ホテルから少し歩いたところの Phở Gia truyền というところでフォーを食べました。
朝早くからやっていて助かりましたが、写真の通り大人気!!
ベトナム人達に並んで注文。金額は忘れましたが、お店の看板に書いてました。
出てきたフォーは見た目いたってオーソドックスそうですが、スープは濃厚、麺はもっちりで最高でした。
真面目に「うますぎ…(愕然)」って感じになりました。
初日もそうだったんですが、普段インドにいるので
・箸を使う
・東アジア風の味付け
・牛肉
というのが非常に珍しく、このフォーを食べた時は本当に幸せでした。
インドだと、中華料理もスパイスの味がしてインドっぽいんですよねー。
幸せな気持ちに満たされながらホテルに戻って、バスの迎えを待って出発。
片道2〜3時間だったと思います。
途中、停留所に寄るのでそこでおやつ代わりにマンゴーを購入。
タイとかベトナムあるある、果物やジュースをビニール袋直入れ!
けっこう薄い袋なので串でマンゴーの実を刺しそこねるとすぐ穴が…
ちなみにこのバスの車中、中国人と思しき人や日本人っぽい人もいたんですが、私の後ろにはなんとインド人が座ってました。
お前はどこから来たんだ〜的な話になり、日本人だけどムンバイに住んでると話すと、テンション急上昇。
「俺はムンバイ出身なんだ!今はフィリピンで働いてるけど今度帰省するタイミングで遊ぼうぜ!!」
と言ってきてその場でFacebookで友達になりました。以後連絡無し(笑)
インド人らしいな…
そんなやり取りをしているとハロン湾に到着。
ここから船に乗って湾内を周遊します。
観光ツアーは昼食付き、ご一緒になったメンバーで昼食を囲みます。
ランチが終わって少しすると、山(岩?)が乱立するエリアまで来ました。
ここがハロン湾の見どころです!!!
やっぱり日差しは強いんですが、青い空と青い海、その中を進んでいくボートの上で感じる風が気持ちよく暑さをほとんど感じませんでした。
岩山群の中で船着き場に到着し、そこから今度は手漕ぎボートに乗り換えます。
岩山に囲まれたスポットを手漕ぎボートで見学するんです。
手漕ぎと言っても私たちが漕ぐわけじゃないです。
まるで狙ったかのようにあいている穴を通って岩山の内側へ。
船の上から見るのとはスケールが違いますね。でかい。
あまり近いと写真に収まらない(笑)
ボートで内側をぐるっと回ったら、再び船に乗り換えて次のスポットへ。
ちょっと中途半端ですが、今回はこの辺でストップしますね。
一日分書くと長すぎるし(疲れるし)、切りどころが微妙なので…(笑)
さらば!
之介
ベトナム旅行は日本の香り その2
こんにちは、之介です。
もっと早く書こうと思っていたのに時間が取れずこんなに日が経ってしまいました。
ちなみにちょこっとインドのジャイプールという街に観光に行ってました。
書くよりも旅するペースの方が早い…なんてことはないはず…
さて、前回はベトナム旅行初日の午前中でしたよね。
初日の午後から振り返っていこうと思います。
お昼ごはんを食べて満腹になったので、腹ごなしも兼ねて市内を歩きます。
昔に囚人を収容していたというホアロー収容所を見てきました。
ホアロー収容所はチケットを購入して中に入ることもできます。
当時の牢屋や囚人の生活を再現した人形なんかが飾ってありました。
ベトナムはフランスが旧宗主国でしたか、教会はその名残りというか影響なんでしょうね。
今さらですが、ハノイはあまり大きい都市ではないです。歩くには少し広いけど、車ってほどじゃないなーというところ。
そこで登場するのがバイクタクシー!略してバイタク!!
タクシーのバイク版。そのまんまですね。
その辺を歩いているとバイク(125cc)とかに乗ってる人が声をかけてきます。
行き先を伝えて後ろに乗るだけみたいですが、私は安定のビビリを発症して歩きました…。
ちなみにタクシー配車アプリのUberやOLAの東南アジア版にGrabというものがありますが、このGrabはバイクタクシーも呼べるようになっているようです。
やっぱり土地それぞれの特色があるんですね。
さて、次に向かったのはハノイにある世界遺産、タンロン遺跡。
このタンロン遺跡、遺跡という名前なので一体どんなところなんだ…と思って行きましたが。
こんなんでした。
いや、正面の門みたいなのをくぐったら他にも建物はあるんですよ!?(汗)
ただ、遺跡って聞くと、石造りのどーんって感じのもの想像するじゃないですか。
実際は戦争当時の家屋とかが残っている(再現している?)、っていう感じでした…。
いや勝手に想像して勝手に落ち込んでる私が悪いんですけどね…。
しかもここ敷地がでかい!!!!!
遺跡正面の写真を載せましたけど、四方を壁に囲まれてて、どうやってここに辿り着けるのか地図ではまったくわかりませんでした。
正解は四角い敷地の西側、真ん中から少し南あたりです。他からは入れないので行く方はご注意!!!!
ちなみに私は!
通りを一本間違えて東側の通りを北上して、その通りに防衛省があって、軍人さんに「防衛省の入り口前の歩道は歩くな」とか言われて道を渡って、キョロキョロしながら北上して、ぐるっと回って入り口に着きました…
今思い出しても泣ける。ほぼ一周してしまった…。
そういえば、高校か大学の卒業式なのか、アオザイ(ベトナムの民族衣装)を着た女性や、欧米の大学の卒業式で着られてるイメージがある黒色の博士号の服?を着た男性が敷地内にたくさんいて、記念写真っぽいのを撮ってました。
遺跡見学後は、ホーチミン廟へ。
ホーチミンさんの蝋人形?は時間の関係で見れませんでしたので、廟だけパシャリ。
ちなみに日差しがキツすぎて日陰から。本当にベトナムは暑い。
あまりの暑さに、少し歩いたところにあるお店で甘いものに走る私。
色とりどりのフルーツに練乳のようなものがかかっているお皿と、細かい氷の山が乗ったお皿が渡されます。
この氷をフルーツにかけながら食べる!
口の中で混ざってさながらシャーベットのようでした。
フルーツだけじゃ冷たくないし、氷だけだと甘くないのですが一緒に食べると最高に美味しい。
やっぱり東南アジアはフルーツが美味しいですね〜。
このかき氷っぽいのを食べていると日が暮れてきました。
日が暮れると、ホアンキエム湖の周辺でナイト・マーケットが開かれます。
ナイト・マーケットも東南アジアならでは。
強い日差しもなく、一気に歩きやすい空気になったのでホアンキエム湖を歩いて一周しました。
午前中に見た玉山祠もライトアップされていたのでパシャリ。
ハノイは水上人形劇も有名です。
ちょうどホアンキエム湖のすぐ横に劇場がありました。
興味がなかったわけではないんですが、お腹が減っていたのでパス。
晩ごはんは、ハノイ市内からは少し距離がありましたが、ネットで見たアヒルが食べれるお店へ!!!
ちなみにUber使いました。
なかなか探すのは骨が折れました…。
この住所のとこの小さい通りを歩いて行ったらあります: 41 Ngõ 165 Xuân ThủyQuận Cầu GiấyHà Nội
なんせアヒルなんて食べたことないので、ぜひ食べてみたいと。
がんばりました。
写真からでも伝わると思いますが、ローカル感溢れるお店。
さっそくアヒル1羽と、アヒルのスープでできたフォーを注文。
アヒルの丸焼き?のようなものを包丁でバンバンと(本当にバンバン音鳴ります)豪快に切っていくお姉さん。
お願いして写真を1枚。
出てきたのがこちら。
まずアヒル肉から食べましたが、これが美味しい!!!!!!!
ちょっと肉質が固めですけど、脂がものすごい。ジューシーとはこの肉のためにある言葉。
そしてついてくるニンニクの効いた甘じょっぱいタレがめちゃくちゃ合う。
添えてあるパクチーとかの香草も口直しにちょうど良くて、来た甲斐がありました。
ただ、アヒルって小骨が多いんですね。
バクバク〜って感じで食べていると、噛み切れないしっかりした小骨がわりとあって、少し勢いを削がれる感じでした。
肉を食べ終わったらフォーへ。
正直に言います。わりとお肉でお腹いっぱい。
でもせっかくなので食べたくて頼んだんですが、これが…
脂キツイ…(苦笑)
いや、美味しいんです。美味しいんですけど。
お肉でだいぶやられてて、脂ガンガンなフォーは正直少し辛かった…
アヒルは脂がすごいんだとよくわかりました。
麺は食べれましたが、具のお肉はさすがに諦めました…悔しい…
脂のパンチに多少気分が悪くなりながら、Uberでタクシーを呼んで、ハノイ中心部に帰還。
ホテルに戻って初日は終了です。
いや〜長い。この旅は長い。
振り返ってるとやっぱり楽しいんですけど、他の旅も早く振り返りたいところです。
じゃあ早く書けよと。はい。
さらば!
之介
ベトナム旅行は日本の香り
こんにちは、之介です。
今回は前回の宣言通り、ベトナム旅行について振り返ろうと思いまーす。
ベトナム旅行、なんと4泊5日で長めに滞在してしまいました。
それはインドが年越しで長期休暇だったから…!
中華圏に春節(旧正月)と言う旧暦での年越しがあるように、インドにはヒンドゥーの暦にのっとった年越しがあります。
その名はDiwali(ディワリ)。
その期間は会社がお休み、お店もちらほらお休み、花火が上がったり、爆竹が鳴ったり、年越しって感じです。
(年越しって感じか?)
毎年10月か11月ごろ、年によって変わるところは春節に似てますね。
そんなDiwali期間だったので、どこに行こうかと思っていたんですが、ベトナムにしました!
(当初はタイを予定していたんですが、その少し前にタイで前国王が亡くなられて観光に行ける状況ではなくなってしまいました)
そんなこんなで、ベトナムへ!
ベトナムは縦長ですが、最初は北の方にある都市、ハノイに行きました。
ここもムンバイから夜行便が出ています。さすが。
ハノイ空港から市内への移動は、バスかタクシーがあります。
今回、私はタクシーを選んだんですが、普通のタクシーではなく乗り合いタクシーを選びました。
バスは乗り方がわからず(あまり英語が通じないので汗)、タクシーは多かったんですが、乗り合いだと安いと聞いていたので乗り合いにしてみようと。
空港の到着ゲートから出て、どうしたらいいかなーと思ってタクシー周辺に歩いていると、道を渡ったところで手招きしているおじさんが1人。
少し後ろにワゴン車みたいなのがあり、もしかしてと思って言ってみると案の定乗り合いタクシーでした。
既に乗っている方も1名。
ハノイ市内の宿泊ホテルを告げると、乗れと身振りで伝えてくるので乗り込みました。
いやーこれが失敗でした。
なんせこのおじさん、英語がほとんど通じないので、料金を聞いてもわからない。
おまけに乗り合いなので、人が集まらないと発進しない。
多くの外国人は一般タクシーの方に流れていくので、出発まで30分くらい待たされました。
最終的にいくら払ったか覚えていないのですが、タクシーの相場の70%くらいの値段だったかと。
待っている間は、よく考えたら知らない人にホイホイ乗せられたわけだし、いつまでたっても発車しないし、タクシーにすればよかったと激しく後悔しました…。
いやほんとに、気楽に待てる方はいいかもしれませんが、私は次からタクシーにします。
さて、乗り合いタクシーで市内まで来たら、まずはハノイ市内観光へ!
おおお〜〜〜〜〜ベトナムって感じ!!!!
笠とか、原チャリとか、微妙な中華っぽさとか、いかにもって感じでテンション上がってました笑
市内を歩きながら、まずは市内の南東のあたりにあるホアンキエム湖へ。
ハノイ市内にある湖です。
ベトナムも当然とても暑かったんですが、湖のほとりや木陰でのんびりしている人達がちらほら。
暑さとのんびり感が少し沖縄を連想させます。
写真の湖は狭く見えますが、本当はもっと大きいです。
橋をメインで写してしまったので…
この橋は湖の中に建っている玉山祠へ渡るための橋になります。
ベトナム風のお寺、ですかね。
橋の手前でチケットを買って橋を渡ります。
湖のほとりからだと祠の周りの木が邪魔でお寺がよく見えないんですが、入り口は上みたいな感じです。
そこかしこが真っ赤に塗られていて、中華らしさがあります。
赤い馬…それにこの武器…髭の生えた男性の像もあったので、三国志の関羽を祀っているのかと思います。
赤兎馬と青龍刀(偃月刀)だよな、多分…三國無双の知識しか無いけど…笑
お寺はあまり大きくないので、見るのにそんなに時間はかからないと思います。
この時ちょうどお昼ぐらいだったので、お昼ごはんへGO!
お昼ごはんは写真のダック・キムというお店へ。
(昼に写真を撮り損ねたので、夜に前を通った時に写真だけ撮りました)
ここはベトナム!!ベトナムと言えばベトナム料理!!!
来る前からずっと楽しみにしてました!!!!!
有名ですよね!なんか!笑
記念すべき最初のベトナム料理はこちら、ブンチャー。
このお店、ベトナムに行く前に調べて美味しいと評判だったので行ってみました。
お店にもでかでかと書いてるブンチャー屋さんだそうです。
ブンチャーの定義はわからないです。とりあえずベトナム料理。うん。
左上のフォーとその右の白い野菜と人参入りスープ、その右の野菜(ていうか香草)、その左下のハンバーグっぽいの入りスープ、その左の揚げ春巻きっぽいの、これでワンセットでした。
周囲の人を見ていると、フォーをいくらかとってスープにつけたり、フォーとスープを小皿にとって具もあわせて食べたり、フォーの山に直接スープをかけたり、自由な感じでした。
私はつけ麺方式で。
これが美味しい!!
テーブルに置いてある鷹の爪や香草(パクチーだけじゃなくて他にもいろいろありました)を混ぜながら食べましたが、スープ2種類も味が違って、わりとあっさり目で飽きることなくバクバク食べれました。
書いててお腹減ってきた…
この周辺にはいくつかブンチャーのお店がありましたが、どこも混んでました。
お昼ごはんを食べ終わったら、市内観光を再開しますが、今回はこの辺でストップ。
午後と夜も写真をけっこう撮っていて、1日分書いてたらかなり長くなりそうなので、ベトナム編は刻んでいこうかと思います笑
4泊5日なのにどうなってしまうんだ…
さらば!
之介
初(インド)国内旅行、アジャンタ・エローラへ その2
こんにちは、之介です。
前回の続き!今回はエローラ石窟群を振り返ります。
アジャンタ石窟群から帰り、ホテルでダラダラし、ホテルのレストランで晩ごはんを食べ、シャワーは諦めた私…。
2日目はエローラ石窟群にGO。
エローラ石窟群はアウランガーバード市内から車で30分ほどのところにあります。
エローラは駐車場から歩いてすぐのところに入り口がありました。
チケットを買って中へ。
おぉ…アジャンタとはちょっと違う…!
で、でかい……!!
しかもこの石窟、継ぎ目がまったくないそうです。
どういうことかと言うと、山の状態で上からコツコツ掘って削ってこの形にしたそうで、全部一つの岩(石?)なんだとか。
奥の方に見える緑の部分、あそこが元々の地面の高さなんでしょうね。
もちろん地面とかで凹みを補修したようなところは少しありましたが、それにしてもすごい。
映画とかゲームに出てくるダンジョンみたいで超テンション上がりました(笑)
通路にある壁画もすべて人手で掘られているんだから、驚きですよね。
中央のお寺の本堂のような場所の周囲を歩いているとあるものを発見しました。
んん…?
なんで石にコンセント埋まってんの…??
これ…もしかしてアレでは……???
絶対そうだ…スタンドだッ…!!
ジョジョの奇妙な冒険の第3部に出てくる磁力のやつだッ…!!!
触りたい気持ちを必死に抑えてその場を立ち去りました。
真ん中あたりの狭い階段を登って上へ。
いやーこうして見てもやっぱりでかい。正直圧倒されました。
この壁画の細かさ!(壁画で合ってるかわからないけど)
どれだけの時間をかけたんでしょうね。ガイドブックで読んだ気がしますが忘れてしまいました。
この石窟が入り口正面にあって、あまりに手が込んでいるので忘れがちですが、ここはエローラ石窟"群"です。
ここはあくまで石窟の一つなんですね。
しかも何番目か忘れましたが、16番目とかその辺(笑)
全部で30だか50だかあって、正面の石窟を出て左右に進むとたくさんあるんです。
他の石窟もいくつか見ましたが、やはり最初の正面のところが圧倒的すぎて(笑)
小さいところまで見るのは大変だったので、他もそこそこちゃんとしたところだけ見て出発してしまいました。
アウランガーバード市内に戻って、そうは言っても帰りのフライトまでまだ時間があったので、市内観光へ。
こんなところに行きました。
タージ・マハルにそっくりですが、タージ・マハルではありません。
ここはビビカマクバラと言います。別名『ミニ・タージ』。
タージ・マハルとそっくりですが、タージ・マハルより小さい、別の人のお墓です。
詳しいことは知りませんが、せっかくなので少し寄ってみました。
そうこうしているうちに時間が迫ってきたので、空港へ。
初の国内旅行、正直言うと観光以外のところでも衝撃が多かったですが、最後のエローラ石窟群が全てを吹き飛ばしてくれました!
エローラ石窟群だけ、また日帰りで行きたいです。
次回は再び海外へ!次は…ベトナムです!!
さらば!
之介
初(インド)国内旅行、アジャンタ・エローラへ
こんにちは、之介です。
ムンバイ市内でのちょっとした日々を終え、今回は初のインド国内旅行です。
(ちなみに雨季の狭間で雨が弱まっていた時期です)
今回振り返るのはアジャンタ・エローラ石窟群。
世界遺産に登録されてたかな?ムンバイから少し(車で6〜7時間)北東に行ったとこにあります。
もちろん私は飛行機で行きました(笑)
最寄りの空港はアウランガーバード空港です。
現地での移動手段ですが、空港の到着ロビーにレンタカーの配車カウンターがあります。
プリペイドタクシーとも言います。
インドの空港の到着ゲートにはたいていプリペイドタクシーカウンターがあって、「〜〜の観光地まで◯◯ルピー」という表が置いてます。
ガイドがつきませんが、車だけでいいという場合はプリペイドタクシーを利用するのが一番ラクだと思います。
他に、宿泊するホテルに言ってレンタカーを手配してもらう方法もあります。
インドでレンタカーと言うとドライバー付が普通です、車だけ渡されるわけではないので安心してください(笑)
アジャンタ・エローラ石窟群と言いますが、正確にはアジャンタ石窟群とエローラ石窟群という2つの石窟群があります。
それぞれ別の場所にありますので、今回は1日目にアジャンタ、2日目にエローラという一泊二日の旅にしました。
ちなみに、ホテルはネットで事前に予約しました。
空港に着いたらプリペイドタクシーのカウンターに行き、上のプランを伝えて車をゲット。
まずホテルに行って、荷物を置いてさあ出発!
アジャンタ石窟群に向かいます。
アウランガーバード市内から所要約1時間半。
到着したのはお土産が並ぶ出店エリア。
車は出店エリア手前までしか入れず、出店エリアを抜けたところにバス停があって、そこからアジャンタ石窟群の入り口までシャトルバスが走っています。
出店エリアに着くと、ドライバーの知り合いという人がご丁寧に(?)出迎えてくれてバス停まで連れていかれました。
バスは数ルピーしたと思います。(シャトルバスでお金取るんだ、と思ったのは秘密)
アジャンタ石窟群前に到着したら入り口でチケットを買って、中に入ります。
説明が難しいのですが、アジャンタ石窟群はコの字っぽい形をした山肌の道沿いに作られています。
ちなみに入り口手前でインド人にいきなり日本語で話しかけられました。
私は日本で仕事をしていたことがある、日本人の知り合いもいる、◯◯と言う、ここには〜〜な歴史的背景のあるものがたくさんある、是非知ってほしいからガイドする
と(ほぼ)一方的に話しかけてきて勝手についてきました。
このインド人は「馬蹄の形をしている」と言っていましたね。
ちなみにこの類の人は終わったあとでボッタクリのような料金を要求してくるのがお決まりの話です。
私は入る前にお断りしました。
インドに来る方々に変な先入観を与えたくはないですが、
「観光地で」「むこうから」「日本語で」「親しげに話しかけてくる」人はほぼ確実にボッタクリです。
私は日本で働いていたことがあって〜、と入って、東京の地名や日本人の名前をいくつか言って信用させ、しれっとついてきていくつか説明し、最後にガイド料を要求してくるパターンです。
トラブルの元なので、個人的には最初にはっきり断っておくことをオススメします。
(ぐいぐい来るので断りにくいという人もいるかもしれませんが)
話を戻しまして。
アジャンタ石窟群はたくさんの石窟が連なった山肌の一帯のことです。
個々の石窟はこんな感じ。
こんな感じの石窟が20個以上あったような。もっとかな…覚えてません(汗)
石窟というのは石で作られたお寺とかお堂みたいなものですね。
アジャンタ石窟群は山肌を掘って作っているんだと思います。
中はこんな感じ。
中身が違うのは作った時期や宗教の違いです。
ヒンドゥー教の石窟だけではなく、他の宗教のもあったと思います。
なので、壁に絵がびっしり描いてあるパターンや、仏像や彫り物がびっしりあるパターンなど様々です。
石窟は靴を脱いで入らなければならないところが多いです。
全て石でできているので空気はむあっとしてましたが地面はひんやりしていて、湿気とコウモリの糞のような独特の匂い…。
仏像や絵が壁と天井を埋め尽くしていて、ところどころ剥がれ落ちていて、うぉあ…という感じ。
道沿いに進んで、真ん中ほどまで行ったところで全体を撮ってみました。
写真の真ん中、アジャンタ石窟群のコの字の真ん中には小さい山があり、石窟群との間には川が流れているのがわかると思います。
山の山頂には展望台があり、石窟群をグルっと展望できるんですが、雨が降ってきそうだったので登るのはやめてしまいました。
帰りのシャトルバスを待っていると、インド人からセルフィー(自撮り)を一緒に撮ってくれと言われました。
ここまで来る外国人は少ないんだろうな…。
ちなみにこれ、時々あります(笑)
そうこうしている内に帰りのバスが。
バスに乗って出店エリアまで戻ります。
来た時に出迎えてくれた人がまたもやバス停でご丁寧に待っていました。
そのままバス停から出店エリアのその人のお土産店まで連行…。これが狙いか。そりゃそうか。
「助けると思ってなんでもいいから買ってくれ!」と言うのをなんとか断って、駐車場まで行きます。
出店エリアを抜けるのも精神的に一苦労でした。もう片っ端から「ハローマイフレンド!!」の嵐。
この「ハローマイフレンド」はお土産店のインド人が話しかけてくる時の常套句みたいなものです。
私は心の中で「(いや友達じゃないんで)」と連呼しながらガン無視&素通り。
やっと駐車場まで着いて、アウランガーバード市内のホテルに戻りました。
朝から観光していたため、アウランガーバードに戻った時点でまだ午後2時くらいでした。
そのままエローラにも行けるかなーと思ったのですが、翌日にやることがなくなってしまうのでホテルに戻ってのんびりすることにしました。
あっさり見るだけなら、一日でどっちも見れるかもしれないです。
ちなみに初のインド国内旅行、ホテルの感覚がよくわからず三ツ星ホテルを予約したのですが、完全に失敗でした。
エアコン、WiFiはあったのですが、雨季のさなかなのもあってかベッドが少し湿ってる…。
あとトイレ&バスルームが完全に一体になっていました。
バスルームといってもシャワーですし、仕切りのカーテンないし、お湯でないし…ていうか隅っこにクモの巣…
「ユニットバスと言ってもユニット過ぎるだろ!」と思ってシャワーは諦めました。
写真を撮り損ねてしまったのですが、別の機会にそっくりのところがあって写真を撮っていたので参考としてどうぞ。
インドではバスタブは滅多にないです。シャワーのみ。
あと、写真に映ってるようなバケツみたいなものと手桶が必ずついてます。
いやーあのサイズのバケツがお湯をためる用だと思わなくて、最初は掃除用かと思いましたね(笑)
どこ行ってもあるので、途中で「これお湯ためる用か!」と気づきました(笑)
気にしない人はいいと思いますが、私は今後は「少し高くても良いホテルに泊まろう」と決心しました…(苦笑)
初めての国内旅行というだけあっていろいろと面食らった初日でした。
2日目はエローラ石窟群です。こちらは次回、あっさり目で振り返ろうと思います。
さらば!
之介
ガネーシャ祭り参戦!
こんにちは、之介です。
ムンバイ市内の散策の次、どこに行ったのか振り返ってみたんですが…
その前に!ちょっとしたイベントがあったので!
少しだけそっちを振り返ってみます(タイトルでわかりますよね…笑)
そのイベントとは、タイトルの通り「ガネーシャ祭り」。
インドには冬、夏、雨季があるという話は前にしましたよね。
雨季が明ける頃からインドはお祭りシーズンで、4個か5個くらいお祭りが続きます。
ガネーシャ祭りはその内の一つ。
ガネーシャというのは知ってる人もいるかもしれませんが、ヒンドゥー教の人間の体に象の頭の神様です。
(なぜ象の頭なのかもちゃんと逸話があるので興味ある人は調べてみてください)
照明の影響もありますが、大抵のガネーシャは青いです。
さて、ガネーシャ祭りでは何をするかと言うと
写真のようなガネーシャ像に何日間か毎晩お祈りをして、最終日に池や湖に像を沈めるというお祭りです!!!
お祈りは住んでるコミュニティごとで別々の像を用意して別々にやるそうで、日付も5日間だったり8日間だったり、コミュニティで違うらしいです。
お祭り期間中は、道路で像を運びながら楽器を演奏しつつ練り歩くグループをたくさん見ます。
もう盛り上がりがすごいです。太鼓の音が。
この方達、雨季中から練習してますからね笑
雨季中に雨の中バス停の屋根の下とかでダンダン鳴らしてるのよく見ます笑
ガネーシャ像を台車とか軽トラみたいなのでゆっくり運びながら、その後ろを音楽を鳴らし、踊りながらついていくんです。
私も友人のツテで少しだけお祭り参加させてもらいました。
写真のように、ガネーシャ像の前で燭台を持って、くるくる円を描くように回すんです。
これがお祈り。
(たぶんこのスタイルはこのタイプのお祭りだけで、普段のお寺とかでのお祈りは違います)
周りの人は歌を歌ってます。
私が参加したのは中日だったので、この日はお祈りだけで終了でした。
後日、お祭りの最終日にしてるコミュニティが多い日の夜に家の近くの池に行ってみました。
音楽を鳴らしながら踊っている列を横目に池まで歩いて行きます。
もう人がすごかったです。さすがインド。
いろんなコミュニティの人が大小のガネーシャ像を運んできて順番に池に沈めていきます。
たくさんの人達が、自分たちのコミュニティのガネーシャ像を花とか赤い粉みたいなのをかけて飾りつけをしていました。
そして、広場でみんなで最後のお祈りをしてから池に沈めていきます。
中にはこんな大きなガネーシャ像も。
周囲には出店や炊き出しみたいなのもあって、ちょっと日本の夏祭りを思い出しました笑
池に沈めるときはそのガネーシャ像を沈める人たちしか近くに入れないようになっていたので、少し遠くからパチリ。
イカダみたいなので池の中央まで運んでいきます。(写真じゃちょっと見えにくいですかね)
こうしてガネーシャ像を池に沈めて、数日続くお祭りは終了です。
大きい池や湖は沈める場所としてみんなから人気で、たくさんのガネーシャ像が集まるので一晩中ひっきりなしにガネーシャ像が来るそうです笑
なんと翌朝、家から離れたところにある大きい湖のほとりで、まだガネーシャ像を沈めているのを見ました笑
でかい!!!
いやいやいや笑
でかすぎでしょ笑笑
昨夜見たやつよりでかい笑
なんかコミュニティの力の強さとか表してるんですかね笑
あんなでかいのがいくつもあって、「沈めて汚染とか大丈夫なのか…笑」と思いながら通り過ぎました。
後で聞いたところによると、最近のガネーシャ像は水溶性でちゃんと溶けるから大丈夫だと笑
「いやそっちの方がヤバそう」とか、「昔の溶けてないガネーシャ像が湖の底にたくさんあるのか」とかいろいろと妄想が膨らんでしまいますね笑
こんなお祭りの体験ができるのも、駐在ならではって感じでしたね〜
さらば!
之介