バカがリキシャでやってくる

インド・ムンバイ生活日記(時々旅行記)

ピンクシティ・ジャイプール その2

こんにちは、之介です


ジャイプール旅行初日、前回はアンベール城について振り返りました。


アンベール城の出口は、入り口前広場の裏手。

帰りはそこから歩いて下に降りました。


なぜなら、裏手の道を下ったところに次の目的地があるから!


道を降りていくと、牛やら犬やら、そして…豚?


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豚?




最初はイノシシかと思ってかなり避けて道を歩きましたが、どうやら豚のようです。


アニメとか写真で見るようなピンクっぽいツルツルめの肌じゃない、野生味溢れる毛むくじゃらの風貌。

イノシシと勘違いしても不思議はないのではなかろうか…。



さて、歩いて数分のところに次の目的地、階段井戸がありました。



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階段井戸




階段井戸というのは、昔に水をためておくために使われていた貯水池。まさに井戸です。

階段で水を汲みに降りれるようになっているので、階段井戸と言います。



この階段井戸は現代ではもう使われておらず、観光地化されているものもありますが、多くは失われていっているそうです。

どこかの写真家が階段井戸だけを集めた写真集か何かを販売しているほど。



もう使われていないので底の水は緑色ですごい色になっていましたが、せっかくなので近くまで降りてみました。


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階段井戸の下





この階段井戸は他の国では見ないので、独特な感じがあります。

ちなみにジャイプールから車で1時間半ほどのところに、インド最大の階段井戸があります。



さて、階段井戸を見終わって、ジャイプール市内に戻ります。


ちなみに階段井戸から出ていく時に道端にこんなものが。


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犬の顎?




怖い。さすがインド。自然と野生を感じる…!



再びOLAでタクシーを呼び、ジャイプール市内まで戻ります。

実は、アンベール城からジャイプールまでの道中に水の宮殿というものがあります。


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水の宮殿




湖の中に建てられた宮殿です。

道中だったので、いったんここで降りて、少し眺めて、また別のタクシーで市内まで戻りました。



市内に戻ったら、次は市内の端にあるモンキーテンプルへ!

本来はハヌマーンテンプルという名前らしいですが、猿がたくさん住み着いていることからモンキーテンプルという呼び名の方が知られているそうです。


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モンキーテンプル道中




お寺自体はまぁ普通のお寺でしたが、猿がそこら中にいました。

ちょっと警戒しておいた方が良さそうです。隙あらば荷物取られそう…偏見ですけど。


お寺から戻って、いよいよジャイプールで最も有名な場所へ!


それは風の宮殿です!!


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風の宮殿




ジャイプールの象徴であるピンク色の土で造られ、風を生み出すためにたくさんの小窓が設置されたこの建物。

ジャイプールと言えば、くらいの有名な観光地です。



入り口は写真の面の裏側にあります。

広めの裏通りのような歩道があって、そこが入り口。いざ。



内側は広場のような感じで、上の写真の面は思ったほど奥行きは無かったようです。


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風の宮殿内部




でも小窓はそこかしこに。

忘れてしまいましたが、かなりの数の小窓がついていたはずです。

風の宮殿は周辺では高めの建物なので、上に登ると周囲もよく見渡せました。



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風の宮殿の上から




写真に写っている山と建物はアンベール城じゃないです。また別のもの。


風の宮殿に満足したので、宮殿から出て、少し市内を散歩。


ピンク色(赤茶色)の土の建物は旧市街が主で、旧市街から出ると普通の街並みでした。



そこから少し歩くと、とても美味しいラッシー屋さんがあると地球の歩き方で書いていたので行ってみました。


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ラッシー




インドには多いという素焼きのコップに注がれたラッシー。

とても濃厚で、冷えていて、適度な甘さと酸味。非常に美味しかったです。

お客さんもとても多く、小さな店頭販売のお店でしたが4,5人で回していました。

持ち帰りで何杯も買っている人もいましたね。


ちなみに、ラッシー屋のすぐ近くには有名な映画館も。

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ラージ・マンディル




もちろん上映されているのはインド映画。

でもここで映画を見るのはまた後日のお話で、この日はタクシーでホテルに帰って休憩しました。


明日はジャイプールでもう一つ有名な観光地へ行って、フィニッシュです。



さらば!

之介